実践報告

苦難福門 女将として、母として・・・重度障害の娘とともに

本日は、本格肉料理「丸小」女将の小出さん。障害をもったお子様の母として、また老舗料亭の女将として、強く明るく生きてこられた経験を語っていただきました。私、聞いていて涙が止まりませんでした。皆さんに連絡事項を伝えるお役目をいただいているのですが、気持ちの切り替えができずに・・・参加者の皆さん、失礼いたしました。

 

小さいわが子が、一生普通の生活はできないと言われたら、自分ならどう受け止めるだろう。それからわが子とどう生きていくだろう。考えさせられました。

 

奇跡が起きるかもしれない。母の力で何とかなるかも知れない。気持ちを強く切り替えて、明るく生きてこられた女将。家の宝として、その子を受け入れた家族の皆さん、そしてそんな家族に感謝の気持ちを持ち続けておられる女将、そして娘さんにかかりきりになれたと、逆境を前向きに受け入れられた女将。語られる言葉とその表情からは、強い力と明るさが伝わってきました。

 

女将は、娘さんのおかげで障害のことを知ることができたと言われました。小さい子が、歩いたり、遊んだりできない姿を見て衝撃を受けたと。今日、女将のお話を聞くことができて、私も障害のことをほんの少しだけ知ることができました。もちろん、わかったというには程遠いとは思いますが、受け入れることが大変だけども大事なことだということ、折に触れて周りの人たちに伝えていきたいと思いました。

 

「受け入れる」ということで、感慨深く聞かせていただいたのは、娘さんの同級生のお話。養護学校に通っておられたのですが、月に一度は地元の小中学校にも通っておられたとのこと。スライドを見せていただいたのですが、パッと見「やんちゃ」な男子生徒さんたちとの一枚。とても素直に、友達として接しておられるように見えました。これまで、無意識にいろんなレッテルを他人に張っていることに気付きました。反省です。

 

娘さんは、お話はできないそうです。そのかわりに表情やしぐさで感情を表してくれると、笑顔のキャッチボールをしていますと、笑って話される姿がとにかく印象的でした。

 

筆者:中川区倫理法人会 幹事 宮川 拓 (東京海上日動あんしん生命保険㈱)

 

 

 ≪講師プロフィール≫

創業明治28年本格肉料理 丸小

女将 小出朋子 氏

〒460-0005 名古屋市中区東桜二丁目18-24 サンマルコビル1F

電話:052-931-4015 (ご予約もこちらです)

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