実践報告

一人演劇、第6弾『自分の仕事を掘り起こせよ、そこには、泉がこんこんと湧いている』  平 勝利 氏

 今回は、平さんの一人演劇でした。まず圧倒されるのは、その声の大きさ・迫力です。一人では、なかなかここまで演じ切るのは難しいでしょう。さまざまな講演やいろんな会社で社員教育をされてきた平さんだからこその芸だと思います。

 さて、今回の登場人物は若き営業マン、その上司、営業先のご夫婦・・・。この営業マンは飛込の訪問販売をしています。話は、この営業マン・・・ある日、最初に訪問した個人商店で虫の居所も悪かったのでしようか、店主の逆鱗に触れ大声で怒られてしまいます。結局、この日は営業する気もすっかりなえてしまって、ぶらぶらと時間をつぶし会社に帰ってしまいます。会社に帰って何件回りましたと、ウソの報告をしたところ、上司には見破られてしまいます。

 この気持ち、この場面、飛込営業されたことのない方には少しわかりづらいかも知れませね・・・。正直、営業していて何件も断られると萎えます。今日はもう終わりにしよう、なんて気持ちにはすぐ陥ってしまいます。また、営業をずっとやってきた人間には、他の営業マンのことがよく見えたりもします。今日は、テンション低いなとか、最近乗ってきているなとか・・・。この人は売れそうだなとか、その反対にこの人は絶対に売れないだろうなとか・・・。

 上司との会話を通じて、もう一度やる気を取り戻した若き営業マン。次の日の朝一番、前日怒られたばかりの個人商店に再度訪問・・・。そこには、昨日は言い過ぎたと反省していた店主がいて、また、怒られた翌日に訪問してきたこの若き営業マンを評価してくれる店主がいました。会話の生々しさから察するに、平さんが実際に営業マンをしていたころの実話がベースになっているような気がしました。そうでないと、なかなかこの雰囲気は伝わらないもの。必死で営業をして、成果を残してきた人だけが到達できる境地ではないでしょうか。

 営業には王道はないようで、確かにあるのではと思います。あきらめずに努力を続けること。信念をもって売り続けること。相手の心にしっかりと入っていくこと。根っこにあるものはこんなところでしょうか。枝葉の部分というか、方法論にはいろいろあるでしょうが、大事なのは根っこの部分。なんだ、結局は精神論かよって話ですが、科学的な根拠は証明不可能ですけども精神論はかなりのウエイトを占めるように思います。たぶん・・・精神論を馬鹿にしてる人はなかなか売れない。

 自分を信じよう。自分の仕事を信じよう。そうすれば、必ず道は開ける。感動の瞬間をつかむことができる。まっすぐに前を向いていける、いいスタートが切れる朝になりました。

 

≪講師プロフィール≫

 平 勝利 様

(勤務先) 株式会社フロンティア21

〒460-0008 名古屋市中区栄1-7-20 ニューミソノビル6F

TEL:052-231-1810

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