実践報告

歴代会長インタビュー【第2代会長 小島祐助氏】

【物はこれを生かす人に集まる】

名古屋市中川区倫理法人会相談役 小島祐助氏(有限会社フィレンツェ代表取締役)
http://www.firenze.co.jp/index.html

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「さっそくですが、ご入会のきっかけは何だったのでしょうか。」

武藤初代会長の会社に、税務署の中川法人会の総会の案内に伺った時、初代会長から「中川区倫理法人会」 の立ち上げに助力いただけないかと言われました。私にとっては初の異業種交流会で興味もあり、軽い気持ちで返事をしたのが入会のきっかけでした。
当時は、「名古屋ど真ん中祭り」の運営等、地域の活性化をする活動をしていました。そうした活動にも繋げられればと思い、倫理法人会に参加したのです。

「会長時代に心がけていらっしゃたことは、どんなことですか。」

当時の中川区の会員は約70名でしたから、運営は非常に苦しかったですね。
会員の方々の意識だけでなく、倫理法人会そのものの規準も低くて、会をまとめるために様々な工夫をしました。
まず心がけたのは、会員ひとりひとりの個性や能力を活かすことでした。新しい会員を育てるためには、規則やルールではなく心を動かすことが大事だと思ったのです。同じことをするにも、の人にとって理解しやすい方法があります。各役員の名称もわかりやすくして、「難しい仕事だ」という印象をなくしました。例えばモーニングセミナー係は進行係、〇〇は〇〇といった名前にして、まだ新しい会員の方々でも取り組みやすいようにしたのです。

他にも、会員の方々に倫理を普及する方法として、幹部研修(倫理経営基礎講座)を休眠会員の方の会社内で行うということもしました。来ていただけないならこちらから行く。いろいろな手を考えましたね。

「事業で心がけていらっしゃることは何ですか?」

事業に於いては、自社に務めるシェフたちの才能や技術、センスといったものを大事にしています。そのために、それぞれのDSC05061持ち味が活かせるような体制をつくっています。店舗は6店舗ありますが、各店舗でそれぞれの職人が異なるケーキを提供しています。同じ名前のケーキでもデザインも味も違います。
「店舗名は同じフィレンツェなのに、ケーキの味が違う」とお客様からクレームをいただいたこともありますが、
シェフ達はみなプライドを持った職人なので、自分が納得できないものはつくれません。
画一化されたルールより、個性が違うひとりひとりを活かすことを大事にしたいと思っています。

それで、栞の17箇条の中では「物はこれを活かす人に集まる」という言葉を大切にしています。物がそうであるなら、人はなおさらそうです。人を活かすことこそ経営の基本だと思って事業をしています。

【編集後記】

今回の取材はケーキショップ”クオレ”内のカフェでした。そこには、取材で来ているのを忘れてしまう程、ゆったりとした時間が流れていました。DSC05063
これは小島相談役の穏やかな風貌のせいなのか、目の前の可愛いスイーツのせいなのか…。
自然体を大切にし、決して無理をしない。あるがままを受け入れて人も物も活かす。それが小島流。武藤会長から小島会長へと引き継がれた中川区倫理法人会が、無理なくここまで成長してきた理由を、ここに見た気がいたしました。
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